きちんと伝える
娘も別人格で
1人のちゃんとした人間なのだ
そう思って育ててきたつもりでした
娘は私の所有物じゃないし
もう言葉も理解してるから
赤ちゃんでもない
と。
*
娘はいま1才11ヶ月
おそらく周りの子より
言葉がはやく、理解もしてる様子。
保育園の様子も
おすなした(砂遊びのこと)
〇〇せんせい、ばいばいした
おさかな、たべた
など、教えてくれます。
そんな娘の成長を
わかっていたつもり、なのに
わかっていなかったことに
気づいた出来事がありました
*
先日、
娘が洗面所で何やら
ゴソゴソしていました
ん?と思ってみると
手にいっぱい
歯間ブラシを持って走ってきました
私はとっさに
「なにしてんのー!
そんなん出したらあかんやろ!」
と言いました。
歯間ブラシ持ったままこけたら危ないし
新品の歯間ブラシを汚されたくもなかったので
嬉しそうに走ってきた娘が
私の言葉をきき、パタと足をとめ
泣きそうな顔をしました
そこで、はっと気付きました
そして、こう言い直してみました
「ごめん、怒っちゃって」
「お母さん、これ触ったらあかんって
伝えてなかったね」
「これは触ったらあかんの」
「言ってなかって知らなかったね。
なのに怒ってごめんね」
すると
娘は神妙な顔をした後
とても可愛い甘えた声で
『 うん 』
と、答えてくれ
持っていた歯間ブラシの束を
洗面所に戻しに行ったのです
*
パッとみた行動だけを
頭ごなしに注意しちゃってたなと
とても反省した出来事でした
そして
きちんと伝えること
間違ってしまったら
きちんと謝ること
その上で
だめなことはだめと伝えること
その大切さを実感させられた
出来事でもありました
娘はそれ以降
洗面所の引き出しを開けても
歯間ブラシには触れないように
なりました